調教
2024年06月20日
雨だれ〜糞と雨合羽の旋律〜
ショパン作曲「雨だれ」。
雨の日、どんよりした曇り空のせいで薄暗い部屋の中、「雨だれ」を聴きながら物思いに耽る時間が好きだ。
静かに、控えめな雨音を彩らせながら庭の草木を雨が濡らす日は、何かを考えるともなしに静寂な時間を過ごす。
アスファルトを打ち付けるような強い音を立て、絶え間なく雨が降り注ぐ日は、部屋の窓から見える「雨に濡れた世界」を観賞しながら、ふと思い出した誰かを想う。
雨音で彩られる情感的な世界に居て、私の頭の中では、あの美しいピアノの旋律を奏ながら「雨だれ」が絶えず静かに流れている。
先日の夜のことだっだ。
夕方から徐々にどんよりと表情を変え出しだ空。
夜になり、真っ暗な暗闇の空から一粒、また一粒とまるで地上に降り注ぐことを躊躇するかのようにその音色は始まった。
しばらく躊躇い続けていたその雨粒たちも、やがて六月の雨らしく絶え間ない静かな音で夜道を濡らし始めた。
雨のお陰で蒸し暑さから解放された私は、少しひんやりした部屋の中、いつものように「雨だれ」を流し始めた。
優しく、そしてどこか哀しげに始まるその曲に耳を傾けながら、椅子に座り机に頬杖をついて、六月の夜の雨音を静かに聞いていた。
ふと、ある日のセッションを思い出した。
雨の日に着る雨合羽を私に差し出した彼のことを。
そして、雨合羽を着た私を前に、彼はまるで「雨だれ」の音色のような優しい微笑みを浮かべ、たった一言「幸せです」と喜びを噛み締めるように歓喜していたことを。
雨合羽のシャリシャリと擦れる音。
https://twitter.com/sabbat227/status/1803457237970723106
同じく雨合羽に身を包んだ彼を椅子に縛り付け、私の雨合羽を彼の雨合羽に擦り付ける。
雨合羽が擦り合い、触れ合う音が私たちの五感を刺激し、二人を包むその空間にじっとりとまとわりつくような淫靡な雨が降り始める。
雨合羽の裏が淫らな熱気で蒸れ出した頃、私は汗に素肌を濡らし、雨合羽がべったりと身体に張り付く。
雨合羽越しに汗で濡れた私のお尻を見た彼の目もまた、堪えようのない羨望と激しい願望にその目を濡らしていた。
じっとりとまとわりつくような淫靡な雨はやがて激しさを増し、まるでもう二度と止むことを望まないかのように、その刹那に激しく降り注ぐ。
このセッションのクライマックス、彼は私の体内から排出されるものを自身の体内に取り込むことを望んだ。
雨合羽を着たまま、汗まみれのお尻に顔面を潰されながら、その奥から捻り出された私の淫らな糞。
幸せそうに糞を咀嚼し、その身体に取り込んでいく彼を見下ろしながら、まるで自分が雨になったかのような気分だった。
恵みの雨。
草木や大地を潤す雨のように、彼にとっての「恵み」とは、私の体内から排出される全てのもの。
実に幸せそうに「恵み」を受け止める彼のそばで私はおもむろに雨合羽を脱ぎ、汗にまみれた雨合羽の裏側に糞を塗りたくり、彼の身体を糞まみれの雨合羽で包んだ。
つい今さっきまでの私の残像と抱き合う彼。
それはそれは優しく愛おしむように糞塗れの雨合羽と抱き合う彼を見ながら、雨の降るはずのないその部屋に、雨音とあの優しくも哀しげな「雨だれ」の旋律が聞こえた気がしたのだ。
雨合羽の彼との記憶に浸るのをそろそろやめた時、いつしか雨は止んでいた。
ただそこには「雨だれ」が絶えず静かに流れていた。
雨合羽の彼へ…貴方とのblog記事を書くのに、かなりの時間を持て余してしまいました。あの日は、とってもフェティッシュで濃厚な時間でした。今こうして貴方とのblogを書いている間も「雨だれ」を流し続けていました。貴方の元にこのblog記事が届きますように。そして、再びの再会を楽しみにお待ちしておりますね♪ありがとうございました!
雨の日、どんよりした曇り空のせいで薄暗い部屋の中、「雨だれ」を聴きながら物思いに耽る時間が好きだ。
静かに、控えめな雨音を彩らせながら庭の草木を雨が濡らす日は、何かを考えるともなしに静寂な時間を過ごす。
アスファルトを打ち付けるような強い音を立て、絶え間なく雨が降り注ぐ日は、部屋の窓から見える「雨に濡れた世界」を観賞しながら、ふと思い出した誰かを想う。
雨音で彩られる情感的な世界に居て、私の頭の中では、あの美しいピアノの旋律を奏ながら「雨だれ」が絶えず静かに流れている。
先日の夜のことだっだ。
夕方から徐々にどんよりと表情を変え出しだ空。
夜になり、真っ暗な暗闇の空から一粒、また一粒とまるで地上に降り注ぐことを躊躇するかのようにその音色は始まった。
しばらく躊躇い続けていたその雨粒たちも、やがて六月の雨らしく絶え間ない静かな音で夜道を濡らし始めた。
雨のお陰で蒸し暑さから解放された私は、少しひんやりした部屋の中、いつものように「雨だれ」を流し始めた。
優しく、そしてどこか哀しげに始まるその曲に耳を傾けながら、椅子に座り机に頬杖をついて、六月の夜の雨音を静かに聞いていた。
ふと、ある日のセッションを思い出した。
雨の日に着る雨合羽を私に差し出した彼のことを。
そして、雨合羽を着た私を前に、彼はまるで「雨だれ」の音色のような優しい微笑みを浮かべ、たった一言「幸せです」と喜びを噛み締めるように歓喜していたことを。
雨合羽のシャリシャリと擦れる音。
https://twitter.com/sabbat227/status/1803457237970723106
同じく雨合羽に身を包んだ彼を椅子に縛り付け、私の雨合羽を彼の雨合羽に擦り付ける。
雨合羽が擦り合い、触れ合う音が私たちの五感を刺激し、二人を包むその空間にじっとりとまとわりつくような淫靡な雨が降り始める。
雨合羽の裏が淫らな熱気で蒸れ出した頃、私は汗に素肌を濡らし、雨合羽がべったりと身体に張り付く。
雨合羽越しに汗で濡れた私のお尻を見た彼の目もまた、堪えようのない羨望と激しい願望にその目を濡らしていた。
じっとりとまとわりつくような淫靡な雨はやがて激しさを増し、まるでもう二度と止むことを望まないかのように、その刹那に激しく降り注ぐ。
このセッションのクライマックス、彼は私の体内から排出されるものを自身の体内に取り込むことを望んだ。
雨合羽を着たまま、汗まみれのお尻に顔面を潰されながら、その奥から捻り出された私の淫らな糞。
幸せそうに糞を咀嚼し、その身体に取り込んでいく彼を見下ろしながら、まるで自分が雨になったかのような気分だった。
恵みの雨。
草木や大地を潤す雨のように、彼にとっての「恵み」とは、私の体内から排出される全てのもの。
実に幸せそうに「恵み」を受け止める彼のそばで私はおもむろに雨合羽を脱ぎ、汗にまみれた雨合羽の裏側に糞を塗りたくり、彼の身体を糞まみれの雨合羽で包んだ。
つい今さっきまでの私の残像と抱き合う彼。
それはそれは優しく愛おしむように糞塗れの雨合羽と抱き合う彼を見ながら、雨の降るはずのないその部屋に、雨音とあの優しくも哀しげな「雨だれ」の旋律が聞こえた気がしたのだ。
雨合羽の彼との記憶に浸るのをそろそろやめた時、いつしか雨は止んでいた。
ただそこには「雨だれ」が絶えず静かに流れていた。
雨合羽の彼へ…貴方とのblog記事を書くのに、かなりの時間を持て余してしまいました。あの日は、とってもフェティッシュで濃厚な時間でした。今こうして貴方とのblogを書いている間も「雨だれ」を流し続けていました。貴方の元にこのblog記事が届きますように。そして、再びの再会を楽しみにお待ちしておりますね♪ありがとうございました!
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2023年07月14日
光の闇606号室【強制ホモ調教】
光と闇
光は闇に飲み込まれるのか…。
それとも、光は闇を照らすのか。
では、闇は…。
闇…闇は常にそこにあるものだとしたら。
光の存在などまるで無関心で、夜の帳が下りるように「真っ暗な静か」が…ただそこに広がっているとしたら…。
深い緋のカーテンが印象的なこの部屋で、私はディープキスを強制しながらそんなことをぼんやり考えていた。
「もっと舌を絡ませろ」
「お前たちの汚い唾液が絡み合う音をもっと聞かせろ」
唇と唇が更に密着するよう強引に頭を押し付けると、ホモマゾたちからなんとも言えぬ声が漏れる。
キスの最中に漏れるあの声を「キス声」というのだそう。
恥じらいと快楽が入り混じったあのキス声。
可憐さの中に揺蕩う色気。
漏れ出るその声に理性は崩壊し、愛撫の嵐でもっともっと乱れさせ、骨の髄まで抱いて愛してやりたくなる。
それは「魔力の声」。
でも、今私が聞いているのは「おぞましき声」。
おぞましいキス声を漏らす、醜悪のマゾ二人。
「私」という絶対的存在に命令され、虐げられ、強制強要されるという結末に待つ「抗えない自己嫌悪」と「そこに見出した抗えない快楽」…堕とされた、ただのマゾ二人。
そして、堕ちるところまでしっかり堕ち切ってゆく二人をじっくり観察しながら、胸のトキメキと興奮にこの身を焦がす女王一人。
強制ホモマゾ要員Mに、その口オナホで相手の強制ホモマゾ要員Yからザーメンカスを搾り取るをことを命じると、嫌悪と緊張の色を放ちながら恐る恐る咥え出し、チュポチュポと控えめな音がYの下半身に集中する。
「そんなんじゃ搾り取れないだろ。私が手伝ってあげるよ」
咥える頭を鷲掴み、激しく上下に動かす。
奥に深く、もっと深く。
Mの喉奥が被虐に鳴く。
激しくしゃぶる音が部屋中に響く。
YのペニスにMの唾液が生々しく光る。
次第に熱くなるYの下半身。
震える身体。
熱い吐息を漏らしながら、私に懇願の目を向ける。
「搾取の時間だよ」
Mの口オナホに思いっきりザーメンカスを放出したY。
搾取したザーメンカスは、無論二人で分け合わせます。
舌と舌を絡ませ合いながら…♡
セッション後、放心状態でしばらくそこから動けないままで居たM。
私は、必ずその答えが返って来ると確信しつつ、放心したままのMに質問した。
「ねぇ。今どんな気分?」
「…最低です。でも…」
でも…の後に続くその言葉。私はその言葉に加虐の火がまた一つ燃え出し、意地悪に微笑むの。
いつの間にか、緋いカーテンの隙間から白昼の光が差し込んでいた。
照明の光を落としたこの薄暗い部屋で、光も闇も混ざり合わさって、光も闇もあるようでないような気がした。
ここは、光の闇606号室。
【男性ギャラリー強制ホモ調教コース】でのMさん、Yさん…お二人とのブログ記事、大変お待たせしました!そして、当日はお二人共大大大緊張だったでしょうに、とっても最低で最高なおぞましき空間が作り出せて笑、本当に嬉しかったです!♡最高でした!♡お二人だったからこそのあの世界だったと思います。
Mさんは、二度目の強制ホモ調教だったけど、今回は強制ホモ調教後の黄金プレイもと、堕ちてからの更に堕ちましたね♡
Yさんは、初めての強制ホモ調教でしたが、Yさんが勇気を出して新しい扉を開けてくれたことが嬉しいです。貴方が見たかった世界以上のものが見れたかしら?♡
お二人にお会い出来ること、そして再びお二人に強制強要を強いること楽しみにしていますね♪
【CLUB ROZE】
MISTRESS ANRI
光は闇に飲み込まれるのか…。
それとも、光は闇を照らすのか。
では、闇は…。
闇…闇は常にそこにあるものだとしたら。
光の存在などまるで無関心で、夜の帳が下りるように「真っ暗な静か」が…ただそこに広がっているとしたら…。
深い緋のカーテンが印象的なこの部屋で、私はディープキスを強制しながらそんなことをぼんやり考えていた。
「もっと舌を絡ませろ」
「お前たちの汚い唾液が絡み合う音をもっと聞かせろ」
唇と唇が更に密着するよう強引に頭を押し付けると、ホモマゾたちからなんとも言えぬ声が漏れる。
キスの最中に漏れるあの声を「キス声」というのだそう。
恥じらいと快楽が入り混じったあのキス声。
可憐さの中に揺蕩う色気。
漏れ出るその声に理性は崩壊し、愛撫の嵐でもっともっと乱れさせ、骨の髄まで抱いて愛してやりたくなる。
それは「魔力の声」。
でも、今私が聞いているのは「おぞましき声」。
おぞましいキス声を漏らす、醜悪のマゾ二人。
「私」という絶対的存在に命令され、虐げられ、強制強要されるという結末に待つ「抗えない自己嫌悪」と「そこに見出した抗えない快楽」…堕とされた、ただのマゾ二人。
そして、堕ちるところまでしっかり堕ち切ってゆく二人をじっくり観察しながら、胸のトキメキと興奮にこの身を焦がす女王一人。
強制ホモマゾ要員Mに、その口オナホで相手の強制ホモマゾ要員Yからザーメンカスを搾り取るをことを命じると、嫌悪と緊張の色を放ちながら恐る恐る咥え出し、チュポチュポと控えめな音がYの下半身に集中する。
「そんなんじゃ搾り取れないだろ。私が手伝ってあげるよ」
咥える頭を鷲掴み、激しく上下に動かす。
奥に深く、もっと深く。
Mの喉奥が被虐に鳴く。
激しくしゃぶる音が部屋中に響く。
YのペニスにMの唾液が生々しく光る。
次第に熱くなるYの下半身。
震える身体。
熱い吐息を漏らしながら、私に懇願の目を向ける。
「搾取の時間だよ」
Mの口オナホに思いっきりザーメンカスを放出したY。
搾取したザーメンカスは、無論二人で分け合わせます。
舌と舌を絡ませ合いながら…♡
セッション後、放心状態でしばらくそこから動けないままで居たM。
私は、必ずその答えが返って来ると確信しつつ、放心したままのMに質問した。
「ねぇ。今どんな気分?」
「…最低です。でも…」
でも…の後に続くその言葉。私はその言葉に加虐の火がまた一つ燃え出し、意地悪に微笑むの。
いつの間にか、緋いカーテンの隙間から白昼の光が差し込んでいた。
照明の光を落としたこの薄暗い部屋で、光も闇も混ざり合わさって、光も闇もあるようでないような気がした。
ここは、光の闇606号室。
【男性ギャラリー強制ホモ調教コース】でのMさん、Yさん…お二人とのブログ記事、大変お待たせしました!そして、当日はお二人共大大大緊張だったでしょうに、とっても最低で最高なおぞましき空間が作り出せて笑、本当に嬉しかったです!♡最高でした!♡お二人だったからこそのあの世界だったと思います。
Mさんは、二度目の強制ホモ調教だったけど、今回は強制ホモ調教後の黄金プレイもと、堕ちてからの更に堕ちましたね♡
Yさんは、初めての強制ホモ調教でしたが、Yさんが勇気を出して新しい扉を開けてくれたことが嬉しいです。貴方が見たかった世界以上のものが見れたかしら?♡
お二人にお会い出来ること、そして再びお二人に強制強要を強いること楽しみにしていますね♪
【CLUB ROZE】
MISTRESS ANRI
roze_anri117 at 19:10|Permalink│Comments(0)
2022年04月08日
春川ナミオ先生【憧れた世界と潰す悦び】
春川先生の画がずっと好きでした。
「好き」という言葉より、その世界に一瞬で「魅せられた」という表現の方が正しいのかも知れない。
でも、「好き」という言葉が真っ先に出てきた。
というより、「好き」という言葉が使いたかった。
この言葉以外に「好き」を表現する言葉が見つからないのがもどかしい。
それくらい好きだ。
「人を好きになるのに、理由なんて要らない」とよく言うけど「理由は要らない」のでも「理由がない」のでもなくて、本当に心奪われると「あまり言葉に出来ない」のだと思う。
そう、だから私は…その世界に一目惚れした。
春川先生の画を初めて見た時の衝撃、興奮、恍惚。無我夢中で春川先生の画を目で追いかけながら、自分自身の中に感じた強い「疼き」…。気高く気品に満ち溢れ、凛とした佇まいの美しい女性たち。豊満で匂い立つような圧倒的な曲線美。その下で、小さくも強烈な存在を放ちながら、美しい女性の尻に敷かれる小男たち。あの日、私の目に映ったそれらは、今も脳内に深く焼き付いている。
あの興奮と恍惚の衝撃から数年後…。
私は今、小男たちの顔面に跨り、圧し、潰し、悦びに浸っている。
時々、お部屋の鏡がそれら全てを映し出す。
圧し潰す様と悦びに満ちた自分自身の表情、私のお尻に圧し潰され、その表情すら分からぬままピクリとも微動打にしない小男。
鏡に映る全てをうっとり見つめながら、強く憧れを抱いたあの世界…言い表せない「好き」を体現出来ているようで、甘い情熱に胸を熱くさせることがある。
春川先生の画がずっと好きでした。
これからも、ずっとずっと大好きです。
Yさん(プラグさん)…Yさんとのブログ記事、大変お待たせしました!(涙)大好きな春川先生の画…春川先生の画が放つ世界観をYさんと再現したあの素敵な空間…色々な思いや感情が重なって上手く言葉で表現出来ずにここまで時間が掛かってしまいました…。あまり深く考えずにあの日のYさんとのお時間を回想しつつ、シンプルにストレートに「好き」を表現しました。Yさんがこの記事を読んでくれていることを願いつつ、喜んでくれていたら嬉しいです!そして「春川先生の作品に登場する女性たちと私が重なった」と言って下さったお言葉は本当に嬉しかったです!再びお会い出来た時は、春川先生の画のお話しにまた花を咲かせましょうね♪
当日は遠方からありがとうございました!
【CLUB ROZE】
MISTRESS ANRI
「好き」という言葉より、その世界に一瞬で「魅せられた」という表現の方が正しいのかも知れない。
でも、「好き」という言葉が真っ先に出てきた。
というより、「好き」という言葉が使いたかった。
この言葉以外に「好き」を表現する言葉が見つからないのがもどかしい。
それくらい好きだ。
「人を好きになるのに、理由なんて要らない」とよく言うけど「理由は要らない」のでも「理由がない」のでもなくて、本当に心奪われると「あまり言葉に出来ない」のだと思う。
そう、だから私は…その世界に一目惚れした。
春川先生の画を初めて見た時の衝撃、興奮、恍惚。無我夢中で春川先生の画を目で追いかけながら、自分自身の中に感じた強い「疼き」…。気高く気品に満ち溢れ、凛とした佇まいの美しい女性たち。豊満で匂い立つような圧倒的な曲線美。その下で、小さくも強烈な存在を放ちながら、美しい女性の尻に敷かれる小男たち。あの日、私の目に映ったそれらは、今も脳内に深く焼き付いている。
あの興奮と恍惚の衝撃から数年後…。
私は今、小男たちの顔面に跨り、圧し、潰し、悦びに浸っている。
時々、お部屋の鏡がそれら全てを映し出す。
圧し潰す様と悦びに満ちた自分自身の表情、私のお尻に圧し潰され、その表情すら分からぬままピクリとも微動打にしない小男。
鏡に映る全てをうっとり見つめながら、強く憧れを抱いたあの世界…言い表せない「好き」を体現出来ているようで、甘い情熱に胸を熱くさせることがある。
春川先生の画がずっと好きでした。
これからも、ずっとずっと大好きです。
Yさん(プラグさん)…Yさんとのブログ記事、大変お待たせしました!(涙)大好きな春川先生の画…春川先生の画が放つ世界観をYさんと再現したあの素敵な空間…色々な思いや感情が重なって上手く言葉で表現出来ずにここまで時間が掛かってしまいました…。あまり深く考えずにあの日のYさんとのお時間を回想しつつ、シンプルにストレートに「好き」を表現しました。Yさんがこの記事を読んでくれていることを願いつつ、喜んでくれていたら嬉しいです!そして「春川先生の作品に登場する女性たちと私が重なった」と言って下さったお言葉は本当に嬉しかったです!再びお会い出来た時は、春川先生の画のお話しにまた花を咲かせましょうね♪
当日は遠方からありがとうございました!
【CLUB ROZE】
MISTRESS ANRI
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2022年02月08日
テイクアウトの真髄【黄金・聖水・唾液】
「こちらでお召し上がりになりますか?
お持ち帰りですか?」
ファーストフード店、コーヒーショップ、レストラン、洋菓子店、ベーカリーショップ、お弁当屋、お惣菜屋、お寿司屋…「食事を提供する場所」では、今日も当たり前にこの質問で溢れている。
なんてことない質問。
至極シンプルな質問。
「今すぐここで食べたいか
それとも後で食べたいか」
時々、こんなことはないだろうか…。
例えば、コーヒーショップや洋菓子店、ベーカリーショップ。ホットコーヒーは今すぐ飲みたいけれど、軽食のサンドウィッチは後で食べたい…。洋菓子店のショーケースに並べられたケーキたちを見ながら、あのケーキとこのケーキは差し入れに。このケーキは自分に…。ベーカリーショップに並べられたパンを選びながら、これは今日のお昼に。こっちは明日の朝食に…。
そして、レジに立つ店員にこう質問する。
「(袋)(箱)を、分けてもらえますか?」
例えば、レストランやお寿司屋。思った以上に注文し過ぎてしまって、これ以上食べきれない…。注文した料理の味が美味しく、気に入ったからもう一つ新たに注文してお土産に…。
そして、店員を呼びこう質問する。
「持ち帰りって出来ますか?」
イートインの時もあれば、テイクアウトの時もある。イートインするのものと、テイクアウトするものを分ける時もある。
それは、私たちの「日常生活のありふれた一場面」に過ぎない…。
いや、そうではない。
それは、私たちの「非日常のありふれた一場面」でもあるのだ。
イートインにはイートインの良さがあり、テイクアウトにはテイクアウトの良さがある。
言わずもがな、イートインは出来立てを楽しめる。特に空腹時は、食事が運ばれてくる時間を今か今かと待ち、待ちに待って出来立てを口に入れた瞬間のあの幸せ!…それがイートインの良さではないだろうか。
では、テイクアウトの良さとは…。
それを考えた時、私の中での答えは一つしかない。
「たった一人で楽しめる」
持ち帰って、すぐに食べるも飲むもよし。翌日の楽しみにとっておくのもよし。
その蓋を開け、誰に邪魔されることもなく、一番リラックス出来る場所と空間で「味」と「風味」を心ゆくまで楽しむことが出来る。
勿論、イートインの「出来立て」より鮮度は落ちる。
でも、そこはもはや問題ではない。
「たった一人、好きな時、好きな場所で、好きなだけ」
「持ち帰った者にこそ与えられる特別な自由」
それこそが「テイクアウトの真髄」。
いらっしゃいませ。
貴方は、ここでお召し上がりかしら?お持ち帰り?
それとも、両方?
貴方のお好みでどうぞ…。
Tさん……Tさんとのプレイblog大変お待たせしました…(涙)このblogを書きながら、あの日、貴方が大切に持ち帰った「私の中の一部たち」はどうなっただろうと想像しました。それぞれのタッパーの蓋を開けた瞬間の貴方の表情はどんな表情だっただろう…。私の中の一部たちをどんな場所で、どんな風に…。たった一人、再び快楽に浸ったであろう貴方を想像すると、私自身の脳内も興奮と快感で満たされます。そして、貴方の日常空間に私の一部たちを持ち帰ってくれてありがとう。また再びお会い出来ることを楽しみに…。ありがとうございました!
【CLUB ROZE】
MISTRESS ANRI
roze_anri117 at 00:55|Permalink│Comments(0)
2021年12月02日
狼女と白羊「こんな美しい夜は…」
それは、深い夢の中。
白羊は、桜舞う暖かいお日様の下で、柔らかな緑の芝生の上を親や兄弟たちと共に春を駆けていました。
全身で感じる、暖かく優しい春。
そよ風に吹かれて真っ青な空に舞う桜吹雪も、包むような暖かさで光るお日様も、柔らかく揺れる緑の芝生も、その全てが白羊に「楽しいね。嬉しいね。幸せだね」と微笑みながら語りかけているようでした。
「うん!嬉しい!僕、今とっても幸せ!!」
並んで走る親や兄弟たちと共に春の歓びを分かち合いながら、白羊は「生きる幸せ」を心から噛み締めていました。
でも、それは夢。
夢とは時に「残酷なまでの幸せ」を見せるもの。
目が覚め、それは夢だったと知った時、目に映る現実を突きつけられながら、先ほどまで見ていた春を想い絶望の涙を流すのでしょう。
「あの桜の木の下まで、誰が一番早く走れるか競争しよう!」
夢の中の白羊は、春の陽気に似た温かい笑顔で、隣を走る親や兄弟に声を掛けました。
でも、もうそこに親や兄弟は居ません。
突き抜けるような青空は、漆黒の夜空に変わり、そよ風に舞う桜吹雪は、宵闇の中で乱暴に鳴きながら飛び立つカラスへ。包むような暖かさで光るお日様は、闇夜を照らしながら妖しく光る孤独な満月へ…。
呆然と立ち尽くす白羊。
次の瞬間、その背後に強烈な「恐怖と快楽」の気配を感じました。
「絶対に振り向いちゃダメ…お願い…振り向かないで…お願いだから…」
彼の本能が、まるで「それ」に気付かれてはいけないという風に、囁くような声で必死に懇願します。
背筋をなぞる鋭い爪。
彼の耳に触れる長い髪。
甘い吐息をその首筋に沿わせながら、剣の切っ先のような牙が、白羊の大きく波打つ動脈を今か今かと狙っている。
「僕を殺さないで…」
背後は振り返らず、月明かりだけを見つめながら、あまりの恐怖で上ずる声を振り絞ります。
白羊の小刻みに震える身体、その背筋に鋭い爪をめり込ませながら、甘ったるい吐息と共に「それ」はこう吐き出しました。
「……良い夢は見れた?」
短い夢の終わり。
長い現実の始まり。
「月…」
そこは、月明かりが照らす静寂な部屋。
窓の隙間風から、時折り夜風に乗って金木犀の甘い香りが漂ってくる。
季節は秋。
美しい秋の満月が、その白い柔肌を麻縄でがんじがらめに縛られ横たわる白羊を静かに照らしています。
全身に月の光を浴びながら、彼は「春の夢」に想いを馳せていました。
「目覚めたくなかった…あのままずっと夢の中に居たかった…」
静かに彼の身体を照らし続ける「秋の光」を拒絶するように、固く目を閉じ再び眠りにつこうとする白羊。
しかし、時間の流れも凍り尽くすような底冷えのする寒さと、その身体を絶対に逃すまいと縛り上げられた麻縄の痛み、何よりも刻一刻と迫ってくる「それ」の気配。
それら全てが、彼が再び夢を見ることを許さず「生きる為に」足掻き、もがく彼に冷笑を浮かべながら舌舐めずりしているようでした。
「僕をどうするの!?!帰りたい!!僕をお家に帰して!!!みんなのところへ帰りたいよ…」
固く閉じた瞼から涙が溢れます。
でも、彼は気付いていなかったのです。
「生きる為に」足掻き、もがく命…答えの見えない恐怖に慄く白羊の姿を、ゾクゾクするような沸き立つ興奮に唇を舐めながら見ていた存在がすぐ目の前に居ることを…。
「……お前は私に喰われる。さぁ、牢屋へ行くぞ」
突然の鋭い声に驚き白羊が目を開くと、そこには燃えるような眼光と殺気そのものを纏った狼女が立っていました。
月明かりに照らされた狼女の長い髪が、一歩また一歩とこちらに迫ってくるたびにきらきらと揺れ、白羊は狼女の姿とその情景に思わず息を呑みました。
「牢屋……」
恐怖さえも忘れ、真っ白な頭の中で浮かんだたった一つの言葉を白羊が呟くと、狼女はその鋭い爪で静寂を切り裂くように白羊の身体に手を伸ばしたのです。
……あれから何日経ったのでしょう。
光さえ遮断された窓もない真っ暗な牢屋の中で、白羊は「命の選択」を迫られていました。
時間の感覚は既に狂い、眠れぬ身体。
いつ襲いにやって来るかも知れない、狼女。
そして、牢屋の中で小さく怯える白羊に「お前の親や兄弟は既にこの腹の中だよ…美味しかったなぁ。みんな、今のお前と同じ表情してたよ…ウフフッ…」と薄ら笑いを浮かべた狼女に、白羊は全てを悟り絶望したのです。
満身創痍。
恐怖と絶滅の淵。
やがて、近付いてくる足音。
不穏な音を立てて開かれた重い扉。
牢屋に差し込む「救いではない」光。
狼女はその長い爪で真紅の唇をなぞり、濡れた鋭い牙に自分の舌を這わせています。
牙の奥から聞こえる甘い吐息。
それは「春の夢」の中で聞いた、あの吐息…。
「逃げて!!!」
夢の中では、今にも消え入りそうな声で囁いた白羊の本能が、今度は脳を揺らすほどの叫びで彼に鬼気迫りました。
本能の叫びに牢屋から勢いよく飛び出した白羊は、窓を突き破り、森の中へと駆け出しました。背後は振り返らずただただ月明かりが照らす前だけを見つめ無我夢中で逃げました。
狼女は、森の中を必死で逃げる白羊を、鋭い眼光を更に光らせながら、表情一つ変えず無心で追い掛けます。
「生きる為に」逃げ「生きる為」に追う。
至極シンプルであり、極限のやりとり。
そして、極限のやりとりの中で見出すものは「被食者」の苦しみ、諦め、恍惚と「捕食者」の殺気、興奮、快楽。お互いのそれら全てが混ざり合わさりそれが「陶酔」となるのでしょう。
森の奥深く、狼女は再び捕えた白羊の身体の上に跨り、抗えないよう両手を押さえ付けながら、あまりの殺気と興奮で荒い息も絶え絶えに真上から彼を見下ろしています。
狩る者と狩られる者の激しい吐息。
じっと見つめ合い、ヒリヒリと流れる沈黙の時。
「満開の桜が見たかった…」…「諦め」と「懇願」が入り混じった目で、白羊は狼女を見つめ、まるで甘く求めるように、狼女に呟きました。
狼女はギラギラした目の奥に、白羊へ「愛しむ」ような感情を揺らしながら「弱い者は強い者に喰われる。お前は私に喰われ、私の血肉になる…共存なんだよ」と光る眼光のまま微笑みました。
命は、燃える。
命は儚く、尊い。
命は戦う、力強く。
命は、あまりに生々しく。
命は、美しく燃え尽きる。
曇が時折り光を隠す、秋の満月。
命が交わる時、ふわっと差した月明かりだけが静かに照らし見守る。
こんな美しい夜は、もう二度と…。
白羊……白羊とのプレイblog「本当に」お待たせしました!笑
「気長に待ってるねー!」といつも言ってくれる白羊だけど「命」の表現にどうにもこだわってしまって(涙)
そして、今回のセッション後のblogメッセージもありがとう!本当に「ヤバい」の一言。
ちなみにお互い決定的なストップの合図をまだ決めかねているよね?…もう私が勝手に決めました。それは「事件になる!」…これしかない!(笑)
唯一無二の熱烈な時間が今後どう変化していくのか…楽しみであり、怖くもある(笑)次回プレイblogもお楽しみに♡いつも遠方からありがとう!
【CLUB ROZE】
MISTRESS ANRI
白羊は、桜舞う暖かいお日様の下で、柔らかな緑の芝生の上を親や兄弟たちと共に春を駆けていました。
全身で感じる、暖かく優しい春。
そよ風に吹かれて真っ青な空に舞う桜吹雪も、包むような暖かさで光るお日様も、柔らかく揺れる緑の芝生も、その全てが白羊に「楽しいね。嬉しいね。幸せだね」と微笑みながら語りかけているようでした。
「うん!嬉しい!僕、今とっても幸せ!!」
並んで走る親や兄弟たちと共に春の歓びを分かち合いながら、白羊は「生きる幸せ」を心から噛み締めていました。
でも、それは夢。
夢とは時に「残酷なまでの幸せ」を見せるもの。
目が覚め、それは夢だったと知った時、目に映る現実を突きつけられながら、先ほどまで見ていた春を想い絶望の涙を流すのでしょう。
「あの桜の木の下まで、誰が一番早く走れるか競争しよう!」
夢の中の白羊は、春の陽気に似た温かい笑顔で、隣を走る親や兄弟に声を掛けました。
でも、もうそこに親や兄弟は居ません。
突き抜けるような青空は、漆黒の夜空に変わり、そよ風に舞う桜吹雪は、宵闇の中で乱暴に鳴きながら飛び立つカラスへ。包むような暖かさで光るお日様は、闇夜を照らしながら妖しく光る孤独な満月へ…。
呆然と立ち尽くす白羊。
次の瞬間、その背後に強烈な「恐怖と快楽」の気配を感じました。
「絶対に振り向いちゃダメ…お願い…振り向かないで…お願いだから…」
彼の本能が、まるで「それ」に気付かれてはいけないという風に、囁くような声で必死に懇願します。
背筋をなぞる鋭い爪。
彼の耳に触れる長い髪。
甘い吐息をその首筋に沿わせながら、剣の切っ先のような牙が、白羊の大きく波打つ動脈を今か今かと狙っている。
「僕を殺さないで…」
背後は振り返らず、月明かりだけを見つめながら、あまりの恐怖で上ずる声を振り絞ります。
白羊の小刻みに震える身体、その背筋に鋭い爪をめり込ませながら、甘ったるい吐息と共に「それ」はこう吐き出しました。
「……良い夢は見れた?」
短い夢の終わり。
長い現実の始まり。
「月…」
そこは、月明かりが照らす静寂な部屋。
窓の隙間風から、時折り夜風に乗って金木犀の甘い香りが漂ってくる。
季節は秋。
美しい秋の満月が、その白い柔肌を麻縄でがんじがらめに縛られ横たわる白羊を静かに照らしています。
全身に月の光を浴びながら、彼は「春の夢」に想いを馳せていました。
「目覚めたくなかった…あのままずっと夢の中に居たかった…」
静かに彼の身体を照らし続ける「秋の光」を拒絶するように、固く目を閉じ再び眠りにつこうとする白羊。
しかし、時間の流れも凍り尽くすような底冷えのする寒さと、その身体を絶対に逃すまいと縛り上げられた麻縄の痛み、何よりも刻一刻と迫ってくる「それ」の気配。
それら全てが、彼が再び夢を見ることを許さず「生きる為に」足掻き、もがく彼に冷笑を浮かべながら舌舐めずりしているようでした。
「僕をどうするの!?!帰りたい!!僕をお家に帰して!!!みんなのところへ帰りたいよ…」
固く閉じた瞼から涙が溢れます。
でも、彼は気付いていなかったのです。
「生きる為に」足掻き、もがく命…答えの見えない恐怖に慄く白羊の姿を、ゾクゾクするような沸き立つ興奮に唇を舐めながら見ていた存在がすぐ目の前に居ることを…。
「……お前は私に喰われる。さぁ、牢屋へ行くぞ」
突然の鋭い声に驚き白羊が目を開くと、そこには燃えるような眼光と殺気そのものを纏った狼女が立っていました。
月明かりに照らされた狼女の長い髪が、一歩また一歩とこちらに迫ってくるたびにきらきらと揺れ、白羊は狼女の姿とその情景に思わず息を呑みました。
「牢屋……」
恐怖さえも忘れ、真っ白な頭の中で浮かんだたった一つの言葉を白羊が呟くと、狼女はその鋭い爪で静寂を切り裂くように白羊の身体に手を伸ばしたのです。
捕食プレイ。
— Mistress ANRI (@roze_anri117) December 2, 2021
麻縄を首に括られ、まるで首輪に…。
恐怖とお許しの懇願も虚しく、無理矢理牢屋に引きずり込まれる白羊。
今か今かと待ち侘びる「捕食」の時。鋭い目…狼女の興奮の高笑いは止まらない。 pic.twitter.com/7LBpDu5cAo
……あれから何日経ったのでしょう。
光さえ遮断された窓もない真っ暗な牢屋の中で、白羊は「命の選択」を迫られていました。
時間の感覚は既に狂い、眠れぬ身体。
いつ襲いにやって来るかも知れない、狼女。
そして、牢屋の中で小さく怯える白羊に「お前の親や兄弟は既にこの腹の中だよ…美味しかったなぁ。みんな、今のお前と同じ表情してたよ…ウフフッ…」と薄ら笑いを浮かべた狼女に、白羊は全てを悟り絶望したのです。
満身創痍。
恐怖と絶滅の淵。
やがて、近付いてくる足音。
不穏な音を立てて開かれた重い扉。
牢屋に差し込む「救いではない」光。
狼女はその長い爪で真紅の唇をなぞり、濡れた鋭い牙に自分の舌を這わせています。
牙の奥から聞こえる甘い吐息。
それは「春の夢」の中で聞いた、あの吐息…。
「逃げて!!!」
夢の中では、今にも消え入りそうな声で囁いた白羊の本能が、今度は脳を揺らすほどの叫びで彼に鬼気迫りました。
本能の叫びに牢屋から勢いよく飛び出した白羊は、窓を突き破り、森の中へと駆け出しました。背後は振り返らずただただ月明かりが照らす前だけを見つめ無我夢中で逃げました。
狼女は、森の中を必死で逃げる白羊を、鋭い眼光を更に光らせながら、表情一つ変えず無心で追い掛けます。
「生きる為に」逃げ「生きる為」に追う。
至極シンプルであり、極限のやりとり。
そして、極限のやりとりの中で見出すものは「被食者」の苦しみ、諦め、恍惚と「捕食者」の殺気、興奮、快楽。お互いのそれら全てが混ざり合わさりそれが「陶酔」となるのでしょう。
森の奥深く、狼女は再び捕えた白羊の身体の上に跨り、抗えないよう両手を押さえ付けながら、あまりの殺気と興奮で荒い息も絶え絶えに真上から彼を見下ろしています。
狩る者と狩られる者の激しい吐息。
じっと見つめ合い、ヒリヒリと流れる沈黙の時。
「満開の桜が見たかった…」…「諦め」と「懇願」が入り混じった目で、白羊は狼女を見つめ、まるで甘く求めるように、狼女に呟きました。
狼女はギラギラした目の奥に、白羊へ「愛しむ」ような感情を揺らしながら「弱い者は強い者に喰われる。お前は私に喰われ、私の血肉になる…共存なんだよ」と光る眼光のまま微笑みました。
命は、燃える。
捕食プレイ。
— Mistress ANRI (@roze_anri117) December 2, 2021
捕食の恐怖に慄く「弱き者」。
強引に引きずって、押し倒す。
首筋から放たれる生々しい臭いを深く吸い込んで、悦に浸りながら思いっきり噛み付く。
甘く喘ぐ声…。それは、苦しみと諦め。そして抗えない快楽…。 pic.twitter.com/8SqDEWggIp
命は儚く、尊い。
捕食プレイ。
— Mistress ANRI (@roze_anri117) December 2, 2021
私の本能と脳内快楽ダダ漏れで「乳首を噛む」図。
「脳内快楽ダダ漏れ」…うん。この表現しか浮かばない🐺♡ pic.twitter.com/NxJZQYVT1O
命は戦う、力強く。
命は、あまりに生々しく。
命は、美しく燃え尽きる。
曇が時折り光を隠す、秋の満月。
命が交わる時、ふわっと差した月明かりだけが静かに照らし見守る。
こんな美しい夜は、もう二度と…。
白羊……白羊とのプレイblog「本当に」お待たせしました!笑
「気長に待ってるねー!」といつも言ってくれる白羊だけど「命」の表現にどうにもこだわってしまって(涙)
そして、今回のセッション後のblogメッセージもありがとう!本当に「ヤバい」の一言。
ちなみにお互い決定的なストップの合図をまだ決めかねているよね?…もう私が勝手に決めました。それは「事件になる!」…これしかない!(笑)
唯一無二の熱烈な時間が今後どう変化していくのか…楽しみであり、怖くもある(笑)次回プレイblogもお楽しみに♡いつも遠方からありがとう!
【CLUB ROZE】
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roze_anri117 at 22:34|Permalink│Comments(0)