2025年01月20日
命を飼う【唾、匂い、未入浴】

私は、4匹の愛犬を飼っている。
それぞれに日々愛情を注ぎ、心から愛おしい私の家族。
でも「愛おしい」だけでは命は飼えない。
「命の責任」
それは、彼らと過ごす日々の中で何よりも私が大切に思っていること。
ある昼下がりのこと。
その日は、夏真っ盛りの抜けるような青空の日だった。
茹だるようなアスファルトの熱気にうんざりしつつ、空を見上げれば陽気な気候、夏そのものが歓喜しているようだった。
一歩また一歩と足を踏み出す度、マスタードイエローのワンピースに覆われた生身の身体が、秘めやかにじっとり汗ばみ始める。
ホテルの廊下を歩けば、効き過ぎた冷房に抗うよう私の身体は冷たい汗の滴を流しつつ、君が待つ部屋の前で足を止めた。
私に会った瞬間、嬉しさと緊張と…気持ちがいっぱいだったのだろう、君はその小さく可愛らしいお口を両手で押さえながら言葉にならない言葉で私に一生懸命「伝えていた」。
「あぁ、犬。子犬。人間の言葉を話す犬。そして、5匹目の大切な命」
君が私に一生懸命な間、私は至極冷静にそうやって君を見ていた。
飼い主ってね、感情だけでは時にどうにもならない。
命そのものを預かる以上、冷静に見つめることも大切なの。
そう、だって私は君の「飼い主」になったのだから。
恥ずかしそうに、そして嬉しそうに、私に一生懸命伝えながら、君は私の背後を控えめに付いて回る。
ヒトイヌの君に尻尾が付いていたのなら、伝えたくても言葉にし切れないその想いは、きっともっと簡単に伝わっていたのだろう。
でも大丈夫、私にはちゃんと伝わっているよ。だって、飼い主だからね。
ヒトイヌである君の想い。
ヒトイヌである君の、どうしようもないその「性(さが)」。

7月、夏の熱気。
汗に光る身体。漂う、未入浴を纏うこの身体。
ベランダの室外機が今にも壊れてしまいそうなくらいに叫んでいる。
白く細い首、首の動脈が波打っている様が美しい。
締め切られた窓の向こうで、道行く人たちの笑い声が時より室内に真っ直ぐ届く。
首輪を付けられた君、ビー玉のような美しい瞳の奥に「快感」の文字がうっとりと浮かび上がる。
この暑さへの不満だろうか、車のクラクションが遠くで何度も鳴る。
ビー玉の瞳の奥、浮かび上がった「快感」を一瞬にして私の手が鷲掴む。
夏の暑さがこれでもかと、溶け合うような「快感」に拍車を掛ける。
リードを引く私の向こうで、君は最早人間の言葉さえ遥か彼方に放り投げ「ホンモノの犬」になるの。
【↓動画 Click on the link for the video ↓】https://twitter.com/sabbat227/status/1881166768326242439
「匂い」
子犬の身体に母犬の匂いが染み付いているように。
細胞レベルで私の匂いを1秒たりとも忘れぬよう。
君の脳天目掛けて「私」そのものを植え付けてあげる。
そうして君は、飼い主という私の「母性」に一生包まれていればいい。
君をどこにも行かせやしない。
【↓動画 Click on the link for the video ↓】https://twitter.com/sabbat227/status/1881166824680861883
だって、君は私の犬、命なのだから。
命の独占。
命の掌握。
【↓動画 Click on the link for the video ↓】http://twitter.com/sabbat227/status/1881166897116525006
今、君の命は私のモノ。
「命を飼う」
Dくん…お久しぶりですね。お元気ですか?あの日、私に会った瞬間のDくんの本当に嬉しそうな顔が正に「犬」でした。初めてのお聖水もよく頑張ったね。ヨシヨシ♡今もまだ、君にとっての良きSMライフが続いていることを願っています♡
ありがとうございました!

Nagoya SM Mistress Club sabbat(サバト)
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